おすすめの貯蓄保険って?貯蓄保険の種類や特徴も解説!
貯蓄型保険とひとまとめにいいますが、さまざまな種類があります。「たくさん種類があって、どのような保険に加入したらいいのか分からない」このような疑問を解決できる記事となります。この記事を読んだら貯蓄型保険についてまるっと分かるようになり、自分にとって最適な保険が選べます。では本題に入りましょう。
貯蓄型保険に加入するメリットは3つ!
貯蓄型保険に加入してもメリットがなければ保険は必要ありません。メリットをちゃんと理解したうえで保険に加入しましょう。それぞれ解説します。
メリット1つ目は返戻金が受け取れる点です。保険期間満了時に受け取れる満期返戻金、保険期間内であっても解約すれば解約返戻金が受け取れます。保険としての保証をしっかりかけつつ、万が一の際は返戻金を受け取り、そのときにより選択肢が広がります。解約するタイミングにより、支払った保険料より受け取れる解約返戻金が低い場合があるので、途中解約する場合は事前に確認してみましょう。
メリット2つ目が、貯蓄が苦手な人に最適な保険という点です。お金があればあるだけ使ってしまうという人には、貯蓄型保険が向いています。お金を管理するのが苦手な方は、保険はおまけととらえ、貯蓄性を高める目的で利用しましょう。保険は毎月や毎年で決まった金額を支払わなければいけません。掛け捨て保険では返戻金はありませんが、貯蓄型では返戻金が受け取れます。お金を貯めるのがコントロールできない人に最適です。返戻金を受け取る際にはきちんと手続きが必要になるため、銀行のようにすぐ下ろすことができません。簡単に下ろせないため貯蓄を増やしやすいですね。
メリット3つ目が契約者貸付です。契約者貸付とは、解約返戻金の70~90%の割合で保険会社から低金利でお金を借りられる制度のことをいいます。貯蓄型保険を解約すると返戻金が受け取れますが、同時に保証も終わります。急にお金が必要になったけど、保険に備えられなくなるのは困るという方向けです。しかし低金利とはいえ、利子が発生するため利用には注意が必要です。また、貯蓄型保険契約時に契約者貸付があることが前提となるので、保険契約時に確認してください。
貯蓄型保険の種類と特徴
万が一に備えるのが保険です。しかし貯蓄型保険には複数の種類があり、目的により選ぶ保険が変わります。貯蓄性が高いものや、保障内容が充実している保険と範囲が広いため探すのにも苦労しがちです。ここでは保険の種類別にそれぞれ特徴を解説します。
終身保険
保険料を死亡するまで支払うか、一定年齢まで支払うかを選べ、保証が一生涯続く保険になります。被保険者が死亡または高度障害に陥った場合に保険金が受け取れます。解約する場合は解約返戻金が受け取れますが、支払った保険料を下回ることがほとんどです。
学資保険
子どもの将来のために貯蓄できる保険になります。契約者が死亡した場合は保険の支払いが免除され、契約満期を迎えると保険金が支払われます。
養老保険
非契約者が亡くなった場合は死亡保険金が支払われ、契約が満期に達した場合に満期保険金が受け取れます。
個人年金保険
公的年金にプラスして年金を自分で備えられる保険となります。保険期間満了後には支払った保険料以上の保険金が受け取れるメリットがあります。
貯蓄型保険の選び方
保険として保証が充実しているのは当たり前ですが、貯蓄をしつつ備えられるのが貯蓄型保険です。では実際に保険を選ぶ際に基準となる考え方はなんでしょうか?自分で保険の中身をきちんと理解して、適正なリスクをとりましょう。
一番大事な点は保険の保証内容と支払い金額の把握が挙げられます。老後の不安を解消したいのか、病気に対する備えを充実させたいのかで選ぶべき保険は異なります。そして、毎月の支払い金額がライフスタイルで無理をしない範囲内であるかも計算しておきましょう。掛け捨て保険に比べて貯蓄型保険は割高になります。「貯金みたいなものだから大丈夫」と軽い気持ちではじめてみても、生活を圧迫して苦しくなると途中解約を選択するしかなくなります。しかし、途中解約すると返戻金も支払った保険料より低くなることが多いので気をつけてください。
最後に貯蓄型保険での満期返戻金の解約返戻金の比率です。保険の満期期間と解約期間とでどれほどの差が生じるのか把握しましょう。満期だと100%を越すのか?途中解約すると何%の返戻金が受け取れるのかは、貯蓄型保険を検討する際は必ず確認してください。人生何が起こるか分かりません。必要な時期より前にお金が必要になる場合もあります。解約返戻金の比率が低すぎると何のために保険に加入したのか分からないです。メリットだけでなくリスクを取るべきところも検討してください。そのためには、複数の会社の保険を見積もりで見比べてみましょう。
まとめ
今回は貯蓄型保険のメリット、保険の種類と特徴、保険の選び方について解説しました。万が一の将来に不安を感じている人もいるでしょう。さまざまなマイナスの要因に歯止めを効かせるために保険選びは大事です。しかし、過剰な不安感を抱きすぎると過度な出費になりがちです。自分自身にとって適正なリスクとリターンを見比べて検討する癖をつける必要があります。選択肢が色々あり選ぶのが難しいと感じる方は、ファイナンシャルプランナーに相談してみるとよいでしょう。あなたにとって最適な保険を選び、未来にしっかり備えてくれるはずだからです。